元々ここ10年以上政情不安定なのですが、2018年後期からは非常に不安定になっております。  反政府勢力が主要な港を封鎖しておりますので、いつ入荷が無くなるかが読めない状況です。 イエメンファンの方は在庫があるうちに十分堪能してください。

高地産のイエメンモカにして豆に張りがあり、生豆の状態では上質なモカの証である甘いバナナの香りを強く放つ最上級品質のモカ珈琲です。(このバナナ香はモカのポジティプサインとなります)

 
ホワイトキャメルは、イエメンの高標高の地バニ・マタルエリアで収穫されたモカコーヒーです!
 
 
国花がコーヒーの花というイエメン!
■まさに飲料としてのコーヒー発祥の地と言われているだけの事があります。 しかしコーヒー発祥の地とはいえ、ブラジルのようになだらかな丘での栽培という恵まれた労働条件とは違い過酷な条件下で栽培しております。 掲載している農園の写真でもわかるように、栽培地は高標高の段段畑というとんでも無い場所で人の手により栽培・収穫されます。 標高は最高で2200m以上とかなり高いです。 日本の多くの山もこの辺りの標高になりますと、岩・石だらけでとても農業などできるような環境ではありません。

◇機械が入ることのできない切り立った段々畑での作業となります。 岩盤で覆われた特殊な地形で栽培されるコーヒーですので実りは極わずかです。 緑多いとは決して言えない逆境の地で行われる過酷な農業ということもあり、ここで採れるコーヒーは大変貴重です。 そんな
過酷な農業条件から他に類をみないイエメン珈琲独特の成熟した風味が生まれます

このホワイトキャメルのモカマタリは、イエメン最高レベルのコーヒー豆だけあってかなり綺麗な豆となっております。 モカのナチュラル精製にしてグリーンの残る色合いで豆面が綺麗です。そもそも高地産モカにして、大き目のサイズのみにサイジングされています。  収穫・精製された珈琲の中から、かなりの時間を掛けて作業で極僅かしかないサイズの大きい豆だけを選別しています。 しかしながらそれでも、他国産の綺麗な豆と比較しますと当たり前で落ちます。 エチオピアを含めて特にナチュラル精製のモカコーヒー豆は、その他のウォッシュド精製の珈琲と比較してその豆面を語ることは非常にナンセンスな事となります。 当店はさらにその豆を第一次ハンドピックをして販売おりますが、このモカという特質を考慮しての基準でハンドピックを行います。 少々の欠けなどは、そのはじく基準には入っておりません事、特筆しておきます。 それらを踏まえても尚、綺麗に豆面かつサイジングされたイエメン最高レベルの珈琲と言い切れる品質です!

 
上記のような豆ですので、イエメンコーヒーを知っている方であれば最大限お奨めできる最高レベルの豆となります。 しかしイエメンコーヒーについて知識が無い方にはその豆が持つ特性故に万人にお奨めできるわけではありません。   この高地産のイエメンコーヒーを紹介しているこのページをお読みいただいて興味が持っていただければ、是非試してみていただければと思います。
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Yemen Mocha Matari
AL HAMDANI
White Camel
 モカ・マタリ ホワイトキャメル アルハムダニ

生 産 国: イエメン
生産地域: バニ・マタルエリア
農 園 名: バニマタルエリアの小農家
業   態: 零細農家からの集買
仲 買 人: アルハムダニ
品   種: ダワイリ、トゥファーイ、ウダイニ、ブラーイ
スクリーン: 14UP
標   高: 1000m~2500m
収 穫 期: 10月~12月
 精製方法: ナチュラル精製
乾燥方法: 天日乾燥
クロップ年: 2017/2018
日本 到着: 2018年7月
梱包・保管: グレインプロ/定温倉庫

 

カッピング・・・ナチュラル精製がゆえに出る甘さだけでなく、豆自体が持つ独特の甘さがしっかりと出ておりエチオピア産のモカとは一線を画する元祖モカ香味がある最高級モカ。  その香は、まったりと甘いエキゾチック複雑系モカ香。 ポートワインや柑橘系フルーツ、蜜を感じる。 飲み口は、重厚でまったり。 ワインのような甘味や複雑とともにその深さは歴史さえも感じる重みがしっかりと出ています。 後味もそのまま重厚。 これぞモカという珈琲です。



焙煎・・ 度合はハイ~フルシティまでどのレンジでもOK!

 ホワイトキャメル・マタリは、その豆自体の香味ポテンシャルが非常に高く、およそどの度合でもモカの香味をお楽しみいただけます。 それでもシティ+まで焼いた方が、イエメンの妖しさをもったコクのある風味を簡単に出す事ができます。  酸味の効いた繊細で妖艶はイエメンモカを楽しみたい場合には、、ハイ~シティ程度までの焙煎に抑える必要があります。 浅ければ浅いほど難しくなりますが、上手に焙煎できれば、酸味が強めに出たイエメンモカ風味を楽しめますので頑張ってみてください。 豆は硬めですので、十分に蒸らし低温でしっかりと焼いたのち温度を上げて軽くハゼらして、芯が残らないように焙煎を完成させればOKです。
  アロマ:  
  ボディ:
  酸 味:
  後 味: