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☆難しいナチュラル精製を独自手法で的確に! フギCWSのナチュラル精製は、独自のナチュラル精製方法を確立しています。それにより乾燥速度を非常に遅くすること可能となりました。 乾燥のタイミングを適正にはかることで、安定的にナチュラル精製の天敵である過剰発酵を避けクリーンなフレバーを作る事に成功しています。 フギCWSでは精製に関わらず集められたコーヒーチェリーは、まずは日陰で未熟豆を手作業で取り除く処理(写真3)をします。 その後フローティングタンクにて比重選別をさらに行い精選をします。 ナチュラル工程では、その後直ぐにドライベッドに運ばれ天日乾燥をスタートさせます。 珈琲は薄く広げられ、2~3時間毎に人の手によって非常に頻繁に攪拌させます。(写真2)まずここがポイントとなります。 乾燥時期には人手を増やし対応しています。 コーヒーの水分含有量が20%になると、2日間メッシュネットで包んで覆います。含水率17%でカバーを開け、完全に日陰になった小屋の下のベッドにコーヒーを5日間移します。その後、チェリーは再び太陽下のドライベッドに移され、水分含有量が14%に達するまで攪拌させながら乾燥させます。 次が最終段階、その後コーヒーは再び日陰小屋のベッドに移動され、最終的な水分含有量が12%になるまでゆっくりと乾燥します。 最終段階の乾燥の時間をゆっくりとしたスピードでできる事で、ナチュラル精製の完璧なタイミングを見逃すことなくクリアでワイニー味タップリのコーヒーを作る事ができるのです。 ナチュラル精製の総乾燥時間は50〜55日です。 ![]() ![]() ![]() |
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☆フギCWS(Coffee Washing Staion)は、ルワンダ最南部のニャルグル郡ゴーマ地区にあります。
ルワンダの最南部でありブルンジとの国境にごく近いエリアとなります。
フギCWSは、エマニュエル・ルサティラ氏をオーナーとするバホコーヒーグループに属します。 現在バホコーヒーに属するステーションはフギ、ムゾ、フムレそしてブゴイの4ステーション。
※フギCWSはスペシャルティコーヒーに特化した精製所で、2010年に建設されアカニャル生産者組合が2013年から運営しておりましたが、2016年にバホグループのグループの一員に加わっています。
フギCWSは950名の組合員で構成されています。 組合員全体の栽培面積は約60へクタールで各それぞれ170本~200本のコーヒーノキを育てています。 170本~200本の木から採れるコーヒーは約90kg。 とてもじゃないけれども、個々に精製所を持てるような収穫量ではありません。
その為、ルワンダでは皆で精製ができるようCWSのシステムができております。 それと同時にコーヒーの品質を向上させる事で収益を上げる目的や、それぞれの生活環境を守る上でもこの協同体のシステムはより良い生活を可能にしています。
フギCWSではファーマーフィールドスクール(FFS)という組織があります。 FFSは、住居と畑が同エリア同士の20〜30人の農家のグループです。
各FFSで選ばれたリーダーは精製ステーションで研修を受け、それをグループに持ち帰りメンバーに教える役割をもちます。FFSを通じて、全ての農家は土壌保全、水保護、廃棄物管理などについて学びことができそれがサスティナブルな農業を可能にし品質向上につながっています。