ブゴイCWS(Coffee Washing Staion)は、ルワンダ西部のRutsiro地区にあります。 農園のすぐ西には琵琶湖の4倍もあるアフリカ有数の湖であるキブ湖を臨みます。その地形による柔らかい風と日差しによって上質に精製されます。

 ブゴイCWSは、エマニュエル・ルサティラ氏をオーナーとするバホコーヒーグループに属します。  現在バホコーヒーに属するステーションはフギ、ムゾ、フムレそしてブゴイの4ステーション。   ブゴイCWSでは提携する周辺農家約1,500人がコーヒーを持ち込みここで精製処理を行います。

 ブゴイCWSでは、ルワンダで2017年より商業的な生産が認められた、ウォッシュド精製以外のハニーやナチュラル精製にも注力しています。

 ブゴイCWSの特徴としては、「Intango」と呼ばれる伝統的な醸造ポット(写真左下)を使用した古くも新しい発酵技術を採用して精製います。  収穫されたチェリーは、ポットの中で水と混ぜられます。   加えられる水された水はデパルパーの水を使用しますので、チェリーの果肉と皮の間にある高い糖度のミューシレージを含んでいます。  ポットの粘土材料が熱を吸収しない為チェリーは冷たさを保てます。   それゆえ発酵プロセスは通常より遅くなり、より制御されたポイントで発酵調整が可能となります。 一方で時間は長くなる為、発酵プロセスは72時間-100時間以上という手間が掛かります。  発酵させた豆は、湖を望むベッドに広げ、2時間ごとにひっくり返しゆっくりと乾燥させます。

RWANDA


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BUGOYI CWS
 ルワンダ ブゴイ コーヒーウォッシュングステーション ナチュラル




生 産 国  ルワンダ
生産地域:  西部州ラットシロ
業   態:  ブゴイ組合 
品   種:  ブルボン
 規   格:  スペシャルティーグレード A
スクリーン:  15UP
標   高: 1,750m~ 2,000m
収 穫 期:  2019年3月~2019年5月
 精製方法:  ナチュラル
乾燥方法:  天日乾燥
クロップ年:  2019
日本到着:  2019年11月
保管方法:  グレインプロ/定温倉庫(15度設定)


提携農家の内約80%が女性です。エマニュエル氏は、女性のハードワークと信頼性と品質を意識したアプローチを高く評価しています。 
彼は「女性のエンパワーメント」プロジェクトを設立し、女性に権限と力を与えてより良い労働環境作りに努めています。

ブゴイCWSのステーションマネージャーは、男性のダマシェン氏、卓越したコミュニケーション能力で契約農家やステーション作業を楽しく円滑に仕切る事で評価されます。ドライベッドの品質管理マネージャーは女性のDelphine氏、風味を決める乾燥作業を細やかに監督しています。 生産者には肥料の供給、栽培指導や勉強会だけでなく、社会保険およびボーナス手当まで行っています。


カッピング・・・香りは、ワイニー感が程よく甘いとても複雑な香。  濃厚で深くカカオ感ドライ味のある風味中で、甘い酸味のジューシーさが複雑に絡み美味しい。 後味は、濃厚さがさっと引くがその後嫌味のないドライなカカオ味が長く続く。

焙煎・・ハイ+~シティ-・・ 酸味が全面に出過ぎない様浅くなり過ぎず、上質な酸味を活かす様深く成り過ぎない絶妙な焙煎ができればその美味しさは際立ちます。


  アロマ:
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:
 
Natural