軽井沢のカフェを核として都心に展開する丸山珈琲の代表丸山氏は、直接世界の農園に買い付けに行く珈琲ハンターとしても活躍されています。 今回は、その丸山氏とペルーの珈琲ハンターとしての実績が高いレッドフォックス社そして、日本の商社兼松コラボ商品となります。

 若き経営者グメルシンダ・キジャ女史が代表のサンタ エミリア農園。 ペール南部ボリビア国境近くの急勾配のサンディア渓谷に、栽培面積1ヘクタールの小さな小さなコーヒー農園はあります。

 サンタエミリア農園では、独自精製を行っております。 手回しパルパーでコーヒーチェリーの果肉を除去(パルピング)し、鮮度が高い状態で農園内の貯水槽で発酵→水洗処理されます。 その後、アフリカンベッドに運ばれ乾燥されます。 マイクロロットでは、山奥での精製で設備が十分に整っていない事も多くどうしてもバラツキが出やすいのですが、その中でも丁寧に処理が行われており粒のプリっとしたコーヒーに仕上がっています

 珈琲ハンター2社が関わっているだけにある程度の風味の良さは間違いなのですが、これは上級のスペシャルティ珈琲に仕上がっていると当店も太鼓判を押します。

 
 
PERU
Finca Santa Emilia
Gumercinda Quilla Ochochoque
Micro Lot:RF1879
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   PERU サンタエミリア農園  LOT RF1879



生 産 国: ペルー
生産地域: プーノ州サンディア県 アルト・イナンバリ地区パカイスイソ  
農 園 名: Santa Emilia 
 農 園 主: Gumercinda Quilla Ochochoque
業   態: エステート(零細農家
品   種: ブルボン
 規   格: ペルースペシャルティー G-1
 栽   培: 日陰栽培 
スクリーン: 15UP
標   高: 1660m
収 穫 期: 2020年 8月-10月
 精製方法: フルウォッシュ
乾燥方法: 天日乾燥(アフリカンベッド)
クロップ年: 2020
日本到着: 2021/3月
梱包保管: グレインプロ・定温保管

ペルーは、スペインの植民地時代を経て、1821年に独立。南米西部に位置し、エクアドル、コロンビア、ブラジル、ボリビア、チリの5ヶ国に隣接している。 コーヒー栽培歴史は古く、300年近い。 生産量も常時世界トップ10に入る国。 ペルーのコーヒー生産量の殆どはティピカですが、南部プーノ州のアルト・サンディア県では主力生産品種はブルボン種です。
◆丸山珈琲と商社の企画商品は色々とありますが、その収穫年(鮮度)や価格そして風味を考慮した場合、サンタエミリア農園はとてもお勧めできるコーヒーと評価できました。 また、この農園をハントしたのはレッドレッドフォックス社代表のアレコ氏。 彼は世界的な珈琲ハンターとして名を馳せており、WINWIN本舗は最終チェックをしたのみで、そもそも地味なようでサラブレッド的なマイクロロットとなります。 世界で活動する丸山氏だからこそ、アレコ氏から得られた情報で日本に入って来る事になったとても素晴らしいペルーコーヒーです
 
カッピング・・・華やかで花の様な複雑な甘いとても素晴らしい香り。何度焙煎しても印象が変わらないこの香りは一つ上のランクを感じさせます。 そして、丸い飲み口。 軽やかさがあるようで、しっかりとした風味が滑る様に楽しめます。 さらに、綺麗でジューシーな丸くて甘い酸が複雑な風味を構築しています。 その香りと口当たりと甘い酸のバランスが素晴らしく、”美味しい”という言葉が思わず出ます。 後味は、風味が綺麗且つ複雑に続きます。 冷めるに従い、さらにジューシー感が増し尚良くなります。 
焙煎・・焙煎はハイ~ハイ+でバランスを損なわないよう火を入れるのがおすすめ。
     
  アロマ:  
  ボディ:
  酸 味:
  後 味: