ペルー
ALTO CAJAMARCA
カハマルカ州チリノスのアルト・カハマルカ生産者組合の8名の内、ドミンゴ・オカーニャの生産豆に限定してハニー精製に仕上げた上級ロットのLot4483がオレンジコンドルです。

ペルーの世界的に有名な観光都市カハマルカで有名なカハマルカ州にある農園の珈琲。 都市カハマルカは標高2700メートルを超える地にあります。 インカ帝国終焉の地と言われる歴史的にも注目されるエリアです。 遺跡を含むアンデス伝統の建造物とスペイン統治時代のスペイン風コロニアル建築が混在した街並みは素晴らしく世界中から多くの観光客が訪れます。

オレンジコンドルを生産するドミンゴ・オカーニャの零細農園があるチリノスは、その州都カハマルカからほぼ真北に直線距離で200kmほど行った先のエクアドルとの国境間際の盆地標高1900mほどの場所にあります。 雨季が10月~4月と長いこの地では、6月~10月の間に珈琲を仕上げます。  

零細8農園の各生産者は、其々パルパーを所有し、収穫後素早くパルピングをした後に運び込む精製所にてコーヒー豆の精製が行われるのも、鮮度が高く維持される美味しいコーヒーになる要因です。 精製所では。ウェットファーメンテーションと呼ばれる伝統的な発酵水洗にて精製します。 

オレンジ コンドル Lot.4483
HONEY
  WINWIN本舗コーヒー生豆リストへ
   WINWIN本舗のトップページへ
   PERU ALTO CAJAMARCA オレンジ コンドル LOT4483



生 産 国: ペルー
生産地域: カハマルカ州チリノス
業   態: エステート
生 産 者: ドミンゴ・オカーニャ
品   種: ムンドノーボ、カツアイ
 規   格: ペルースペシャルティー
 栽   培: バナナ・アボガドによる日陰栽培 
スクリーン: 15~17
標   高: 1850-1900m
収 穫 期: 2022年 7月-9月
 精製方法: ハニー精製
乾燥方法: 天日乾燥
クロップ年: 2022/2023
日本到着: 2023/2月
梱包保管: グレインプロ・定温保管

ペルーは、スペインの植民地時代を経て、1821年に独立。南米西部に位置し、エクアドル、コロンビア、ブラジル、ボリビア、チリの5ヶ国に隣接している。 コーヒー栽培歴史は古く、300年近い。 生産量も常時世界トップ10に入る国。 しかも、その生産量の大半がティピカ種という上質品種生産国です。

ペルーでは、かつてコーヒー農園のほとんどが大規模農園であったが、1968年のペルー革命以降は細かく分割されてしまい、現在は小規模農家が全体の90%になっています。アラビカコーヒーはおよそ20万戸の小規模農家が栽培している。いずれも平均的な農園サイズは5エーカーほど。 ほとんどの小規模農家は協同組合に加入している。栽培品種は、ティピカ、ブルボン、カツーラ、パチェです。 そんな中、今回のオレンジコンドルロットは、レアなムンドノーボとカツアイのスペシャルティ仕様です。

グレードはスクリーンサイズでなく、欠点豆の除去方法で格付けされる。MC(機械選別1回)、MCM(機械選別2回)、ES(MCM+電子選別)、ESHP(ES+ハンドピック)がある。 今回のブルーコンドルは、特別規格のペルースペシャルティ規格。 但し、やはりスクリーニングはほぼ行われておらず、大小混在する。 

カッピング・・・とてもハニー精製の良さが香味にしっかりと出たロット。 甘く華やか且つ時にそれに加えてバターのようなまろやかな太さの香りも出る複雑な香。  ジューシーで甘い酸味も華やかで絶妙なバランス感がとても良い。 始終とてもキレイな風味であり温度変化で様々なフルーティ味なども出てくる。 冷めてもフルーティ感が増し美味しい。 

焙煎
・・焙煎はハイ+~シティで甘い酸味とコク、滑らかな飲みくちを目指した焙煎がお薦め。

     
  アロマ:  
  ボディ:
  酸 味:
  後 味: