2023/2024年ロットもコスパの高いこの珈琲を継続しての取扱いです
最新ロット(2023年12月~)は、少しカカオ味の入ったトロピカルマウンテンです。例年通り香りも良くバランスの良い良い珈琲に仕上がっています。 また、価格も販売代理店特別価格にて入手できましたので、小売り価格に反映させております。


美味いモノは高い、美味しくないモノは安い・・・これは原則です。
しかし、時には例外としてラッキーな商品があります。 
珈琲の場合には豊作などの条件で特に良質なチェリーができ、それをしっかりと精製して、農園がその出来に対してプレミアムを取らずにさらに日本側でもプレミアムを取らない場合に実現します。 そんな豆はそうそうあるものではありません。 このトロピカルマウンテンはその部類に入る数少ない珈琲の一つです。 商社とサプライヤー(政府筋)が頑張っている影響が大きいかと思います。

オセアニアで唯一と言って良いほど治安が悪く、しかもその悪さが尋常でないというパプアニューギニア(PNG)でのコーヒー生産はそれはそれは大変。  それに加えて安定した品質を確保するということになりますとかなり労が必須となりますし、決して報われない労も少なくはありません。  その点からも今回届いたこのロットは、労が報われた美味しく綺麗な素晴らしい珈琲です。 価格は抑えておりますので、ロットが良質であればそれは必然的にかなりコスパの高い珈琲と格上げされます。 そんな国との取引では、商社も大変な苦労をされるのですが、今季も素晴らしい状態で日本に届けてくれています。

◇グレードはパプアニューギニアのPSCグレード。 PSCとはPremium Smallholder Coffeeの略で小農家生産のプレミアム豆となります。
今季モノも一般的なAAグレードのプローサとPSCグレードのトロピカルマウンテンとどっちが豆面が良いかと言いますと断然PSCグレードのトロピカルマウンテンとなります。 プランテーション生産と小農家生産とどっちが良い悪いというのは無いのですが、今季もトロピカルマウンテンに関しましては総合的な評価としてかなり良くできております。 

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 Papua New Guinea Toropical Mountain PSC

生 産 国: パプアニューギニア
生産地域: エリアは特定せず良質な豆を選別
商 品 名: トロピカルマウンテン
業   態: 零細農家からの集買
品   種: ティピカ他
 規   格: PSC(Premium Smallholder Coffee)
スクリーン: 15UP
標   高: 1500m~
収 穫 期: 5月~7月
 精製方法: フルウォッシュド
乾燥方法: 天日乾燥と機械乾燥の併用
クロップ年: 2023/2024
日本到着: 2023/08月
梱包/保管: グレインプロ・定温倉庫

◇パプアニューギニアの珈琲栽培は、イギリスの統治時代に始まりまだ開いてから僅か100年未満の農園がその殆どの歴史の浅い珈琲の新興産地となります。 歴史は浅いですが、何といってもジャマイカ・ブルーマウンテンエリアからティピカ種の木を移植したことが成功の一つと言えるでしょう。 その他ケニア、タンザニアなどかブルボン種が持ち込まれています。

◇マウントハーゲンを境にして共に1500m級の山岳地帯である東ハイランド州、西ハイランド州がPNGの主な珈琲産地です。トロピカルマウンテンはそれらの産地の小農園から良質な豆のみを厳選し精製を行っております。 その生産を手掛けるのは、PNGの政府機関であるCoffee Industry Corporation LTDと日本の商社のタッグチーム。 日本の感覚を豆面にカップにしっかり取り込んでおります。 水洗処理後にアフリカンベッドによる天日でドライパーチメントにして、さらに含水率を均 一にするため、機械乾燥を行います。
カッピング・・・トロピカルマウンテンの特徴は、全体的なバランスの良さ、価格に対しての香味の良さです。 ナッティさのある甘く少し複雑な香。 コクも程よくあります。  酸味もジューシーで、全体のバランスが良くスイスイ飲める。 後味も中々綺麗で複雑味がありそのままコクを感じる。 今ロットは例年より少しナッティ香やカカオ味が入りました。コスパの良い美味しさがある。
焙煎・・・ハイ+~シティ-  酸味を感じるハイ+でもカカオ味をより出すシティでもお好みで。折角高コスパの豆ですので、豆は贅沢に使用してしっかりと美味しさを抽出するのがお薦めです。  
  アロマ:  
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:
 


パプアニューギニア   トロピカルマウンテン PSC