ケニア珈琲の産地はキリニャガ、ニャリをはじめムランガ、エンブ、キアンブ、ティカ、メルーと様々ですが、通常WINWIN本舗は最も良い確率でケニアらしいカシス系の風味が出た良質な珈琲が見つかるニャリ産もしくはキリニャガ産から細かくチェックして選んでいきます。 それが、昨今は中々ニャリやキリニャガ産でも良質なロットを見つけるのが難しくなりまして、以外とニャリ隣接するキリニャガ産の珈琲やその逆の珈琲を選んだりもしています。 今回のカユ・ファクトリーの産地は、ムランガです。
 ムランガエリアは真北部にニャリ地区,北東部はキリニャガ地区に隣接し標高も同等となるエリアにあります。 良いモノさえ見つければ双方の産地の良いトコ取り+エンブの良いトコの3方良しの珈琲が見つかるエリアなのです。 このカユファクトリーロットもまさしくその狙い通りの珈琲となっておりケニア産の良い風味がギュッと詰まったロットです。  ※とは言ってもムランガからこのレベルの珈琲を、見つけ出すのは至難の業となります事付け加えさせていただきます。
カッピング・・・カシス系の複雑で深いとても上等な良い香 風味は何と言ってもアプリコットような甘酸っぱいジューシーな風味深いコクが特徴。 カシス、柑橘のような甘いジューシさは、少々深く煎っても消えない。  力強さのあるジューシーさは後味まで長く続き、しかも綺麗! 10年前の理想形のケニアを彷彿させるとても良いロットです。
焙煎は中煎り~深煎りまで自由に!!
 
 ケニア AA カユファクトリー


生 産 国:  ケニア 
生産地域:  中央ケニア ムランガ県 
生 産 者:  カユファクトリー (ニューキリチ生産者組合)
業   態:  KAYU周辺のの零細農家 
    
 品   種:  SL34
規   格:  AA
スクリーン:  17/18
標   高:  1900m 
収 穫 期:  10月-12月 
 精製方法:  フルウォッシュド 
乾燥方法:  天日乾燥 
クロップ年:  2020/2021
日本到着:  2021年10月 
梱包/保管:  グレインプロ/定温保管 

     
  アロマ:
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:  

 
   ケニアのムランガエリアからケニアの良さがギュッと詰まったコーヒー!


カユファクトリーは、New Kiriti Farmer's Cooperative Society(ニューキリチ農業組合)に所属する精製所です。 ケニアの珈琲生産システムの殆どは、ファクトリー(精製所)を中心としてその周囲の零細農家から各ファクトリーがコーヒーチェリーを買い取り精製を行いファクトリーの管轄会社がケニアの販売システムを通して販売します。
 ニューキリチ農業組合が管理するファクトリーは、カユ、ゴンドとキリマヒガの3ファクトリーで計約2,500人の農民がコーヒーチェリーを持ち込んでいます。 その内、カユファクトリーにには約1000人ほどが所属しています。 各農家は平均約0.5ヘクタールの農地に250本の珈琲の木を管理しています。

ケニアの珈琲取引には、主にオークションと直接取り引きの2つの方式が主要なマーケットとなります。 オークションは定期的に開催されビッドによって価格が決まります。 
一方でセカンドウィンドウと呼ばれる直接取引は個別に価格を交渉して取引が決まります。 オークションシステムでの売買では、事前に試飲チェックしてから入札しますのでより良い豆はかなり高額まで跳ね上がります。 そうした値段の競り上がりを嫌気して、最近は品質に信頼のある農園でまだ収穫前の状態である事を条件にである程度の高額で販売する直接取引の青田買いが目立ってきております。  その青田買いの価格でさえも現在はかなりの高額です。 来季2022年のケニアは本当にどこまで価格が上がるか心配な処です。
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KENYA KAYU FACTORY AA