HONDURAS
FINCA EL PICACHO
CATUAI

ホンジュラスでは、珈琲生産エリアを6エリア分けそれぞれの珈琲の特性をアピールしています。 ピカチョ農園があるのは、MONTECILLOSエリア。  WINWIN本舗としましては、個別の農園の環境や土壌やその標高を重要視しておりますので、基本的にはエリア事態には大きな関心をもってはおりませんが・・・これまでオークションモノなどホンジュラスで美味しいと感じたコーヒーは、なぜかこのMONTECILLOSエリアに集中しておりますので縁のあるエリアと位置付けております。

ピカチョ農園は、まだ開園して5年の新しい農園です。 標高が高く栽培条件が良いのはもちろんですが、木々が若くフレッシュな実を付けるという利点が今回のロットでは感じれます。MONTECILLOSエリアのコーヒーのエリアとしての特徴は華やかな甘い香りです。 その特徴が良くでたロットに仕上がっています。  

カッピング・・・甘く華やかな香り。 その度合いにより複雑に変化するが、深く煎らない限りどれも良い香り。 基本は、華やかな香りが持ち味だが、度合いによりクリームのようにも変化する。 コクは程よくミーディアム。 酸味は甘くジューシーで綺麗。 そしてバランスも良い。 甘い酸味は冷えても苦みには変わらず、丸く綺麗なまま後味も続く。
今回試飲したホンジュラスからの十数ものロットの豆の中で、最も香りが安定して良かったロットです。 その上全体のバランスも良い珈琲。

焙煎:お薦めはハイ+。 焙煎後3日目~香り風味のバランスが良く申し分ありません。
 ホンジュラス エルピカチョ農園

生 産 国: ホンジュラス 
生産地域: インティブカ県マサグアラ
農 園 主: ファビアン・カナレス氏
業   態: エステート 
品   種: カツアイ
 規   格: SHG、EP 
栽  培: 日陰栽培 
スクリーン: 16UP 
標   高: 1700m 
収 穫 期: 2019年1月~2019年4月 
 精製方法: フルウォッシュ 24時間発酵槽
乾燥方法: 天日乾燥
クロップ年: 2019
日本到着: 2019年11月
保管方法: グレインプロ/定温保管 

     
  アロマ:
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:
 


エルピカチョ農園は、ホンジュラス西部に位置する珈琲の6つの生産エリアの内MONTECILLOSエリアに属するインティブカ県にある農園。  ホンジュラスの農園の多くは単品必勝のマイクロロットを地で行く高級豆を生産する農園として知られています。 良い豆を沢山生産しているのですが、零細農家からの買い付けは地理的にもその規模的にもあまりに小さいため非常に困難となります。 高額なオークションモノ以外で気に入ったエステートコーヒーを仕入れるのはとても苦労を要します。

エルピカチョ農園標高は1700mとMONTECILLOSエリアの最高標高レベルの高さにある農園です。 バナナ、インガス、シダーなどのシェードツリーに覆われた森の中にある農園です。 寒暖差が大きい地の利を生かして育てられたコーヒーは、華やかな香りが自慢です。 

農園主はファビアン・カナレス氏。 ファビアン氏は2015年に0.7ヘクタール(100mx70m)の土地を取得し、1000本のコーヒーを植えました。 栽培本数を増や すため、街に働きに出てお金を貯め、少しづつ栽培本数を増やし、現在1.25ヘクタールになっています。収穫したコーヒーチェリーはその日のうちにパルピングし、発酵槽に24時間漬けてます。 水洗後、パーチメントを15日~20日かけて乾燥させます。  今クロップが日本に直接出荷したロットの第一回目です。 生産エリアが絞られたマイクロロットですが、零細農家で植樹から細かく管理されてきたコーヒーとなりますので、本当に良いコーヒーに仕上がっています。

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