アンティグアエリアの高標高農園ロット ラ・クプラのブルボン種のウォッシュド精製です。

 ここ6年の間は、甘い感じが出た流行のハニーやワイニー精製のクプラを取り扱ってきておりまして、
フルウォッシュは6年ぶりとなります。

 ちょうど流行りものに飽きかけた頃でもあり、リフレッシュ気分でいかがでしょう?

やはりさすがアンティグア産のブルボンです。 ウォッシュドにするとかなり持ち味のジューシーな酸味を中心とした力強い風味がド~ンとでます

フィラデルフィア農園は、首都グァテマラシティから50kmほど南西部に位置するアンティグア地域の北部にあります。 農園から僅か南には標高3880mのアグア火山、南西部にはアカテナンゴ火山そして活火山のフエゴ火山を望みます。農園の20km圏内に3つの火山を要するこのエリアは、長い歴史の中で火山の噴火による恩恵を受け肥沃な土壌が何層にも重なります。

 今なお噴火を続けるフエゴ火山からは、そのたびミネラル豊富な灰が降り注ぎます。 火山の恩恵を受けたコーヒー栽培に最適な土壌がこの農地の最大の特色です。 その肥沃な火山性土壌に加え低湿度で豊富な日光が注ぐ日中と、涼しい夜の寒暖の差が美味しいコーヒーを育みます。

 アンティグアエリアはグァテマラの中でも降雨量が非常に少ないエリアとなり本来はコーヒー栽培にマイナスに働きます。 しかしこのエリアは土壌に火山性軽石が含まれるためその軽石がスポンジ代わりとなり水分を維持することで程よく水分をコーヒーに与え逆にプラスに変えています。

                       

ロット名のラ・クプラは、フィラデルフィア農園のブルボン栽培エリア名です。 広大な農園エリアの中でも、最高標高レベルである1650m~2100mに位置する特別なエリアです。 クプラとは、スパニッシュ・コロニアル様式の建築物に見られる屋根の上に作られた半円状の通気口を指します。 一番高い場所にあるという意味で名づけたのですね。
写真の屋根上の半円状に開いた通気口がクプラ=Cupula
 Guatemala Antigua Finca Filadelfia lot La Cupula Washed




生 産 国: グアテマラ 
生産地域: アンティグア地区パンチョイ渓谷 
農 園 名: フィラデルフィア農園 
業   態: エステートコーヒー 
区   画: La Cupula 
品   種: ブルボン 
 規   格: SHB EP 
スクリーン: 16UP 
標   高: 1,650m-2,100m 
収 穫 期: 12月~3月 
 精製方法: フルウォッシュド
乾燥方法: 天日乾燥煉瓦干し
クロップ年:  2018/2019
日本到着: 2019年7月 
保管方法: グレインプロ/定温保管 


現農園主ダルトン氏の曽祖父マニュエル・マシュー氏は、アンティグアエリアで最初にコーヒー農園を始めたパイオニアの一人です。  1870年にコーヒーの農園を設立し、1874年にはグァテマラ大統領からコーヒー百万本の苗を育て、アンティグアエリアの小農園に配布するというミッションを受けます。   今ではアンティグアは世界的に有名な上質コーヒーの産地として知られていますが、フィラデルフィア農園からの苗木はその発展に大きく貢献しました。
現在
フィラデルフィア農園は、アンティグアのリゾートグループとしてホテルやレストランを経営コーヒーの農園のツアーを開催したりとアンティグアコーヒーを牽引しています。
ラ・クプラのウォッシュド精製。  ハニーもワイニーもこのラクプラの精製だどれでも旨いのですが・・・伝統的ウォッシュド精製は最もラクプラの良さが出る精製です。  さすがアンティグア産と言える強さ旨さのある酸味が最大限生かせた珈琲になっています。


カッピング・・・甘く深い複雑な香。  世界最高レベルの上質な酸味を誇る高地アンティグア産ブルボン種をウォッシュド精製しているので酸が強くジューシーなコーヒー酸味は杏子のように甘酸っぱく、そこに深いコクと軽い黒糖のような甘味が合いまみえて旨味を演出。 これが、クプラのウォッシュド精製の特徴。 飲み口には深さ・重厚感がある。 後味も旨味のある酸が美味いとしか表現できない。

焙煎は甘い酸味を活かした
ハイ~フルシティまでお好みで自由に!
  アロマ:  
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:  



 
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La Cupula