イルガチェフェ珈琲の優良生産エリアからのエチオピアでは珍しいハニー精製の珈琲の入荷です。

コケウォッシングステーションは、ゲデオゾーンのイルガチェフェ地区にあるコケ・ケベレ にちなんで名付けられました。 家族経営のコケウォッシングステーションは 2011年に建設され、2015年にウォッシングステーションのスタッフによる生産者たちへのコーヒーの品質を高める指導が始まったことで、品質が格段に良くなっています。

 ウォッシングステーションは丘の中腹にあり、コーヒー栽培は丘の上下で行われていますが、ここ数年は標高の高い場所で収穫されたチェリーを選別しています。 

コケウォッシングステーションにチェリーを持ち込む100名ほどの零細生産者のほとんどが数世代にわたるコーヒー農家です。 収穫期になりますとこの100名ほどのピッカーが8日~10日間毎に交代しながら熟した豆のみピッキングしていきます。コーヒーチェリーのピッカーは、1日に一人当たり50kg~100kgの収穫します。 
この量のチェリーから精製され生産される珈琲の量は10kg~20kgとなります。

GEDEO


Honey
1
KOKE G
 エチオピア・モカ◇コケ G1 ハニー


生 産 国  エチオピア
生産地域:  ゲデオ県イルガチェフェ地区コケ村
生 産 者:  コケウォッシングステーション
品   種:  デガ、ウォリショー、クドゥメ
 規   格:  G1スぺシャル・プレパレーション
スクリーン:  14~16
標   高: 1,870m~ 1,900m
収 穫 期:  2022/11月~2023/1月
 精製方法:  ハニー
乾燥方法:  天日乾燥
クロップ年:  2022/2023
日本到着:  2023年5月
保管方法:  グレインプロ/定温倉庫(15度設定)

コケのハニー精製について

ピッカーが手摘みで収穫した完熟チェリー(写真斜左上)は、まずはナチュラル精製と同様に2日間チェリーのままドライベッドで乾燥(発酵)(写真左)させます。 その後、簡易乾燥チェリーはパルパーで果肉だけを取り除き甘~いミューシレージ(粘液質)をパーチメントの周りに残したままの状態でさらに3週間ほどドライベッドで発酵・乾燥させます(写真左下)。 この段階でコーヒーにフルーティさが備わりウォッシュド精製には無いまったりとした甘さが備わります。 そしてその後、精製脱穀過程をへてコーヒー生豆になります。

ハニー精製は、ミューシレージが付いた状態のパーチメントで乾燥させる為、発酵過程で精製の失敗が起こるリスクが高い為より気を使ったドライイングが不可欠となります。 そうしたリスクを回避する事も理由となり、今はまだエチオピアではレアな精製方法となっています。


カッピング・・・香りは甘くその甘さにクリーミーなまろやかさが加わった上で、さらに良質イルガチェフェを感じるモカ香、そしてなんとも素晴らしい複雑なティーライクな高貴な香りを楽しめる。 まさに香りの珈琲。 コクもまろやかで太さがあり、角の取れた酸味は甘くハニーらしさを感じます。 後味もそのまま複雑なモカ味で冷めるに従い香りや風味はどんどん複雑さが増していき、ストロベリーなどを感じるようになります。 まあ、いいモカです。

焙煎・・ミディアム+~ハイ+まで。焙煎3日目から風味変化を楽しめる。
  アロマ:
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:
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