Haile Slassie
GUJI G1 TAFACHI
WASHED

エチオピアの南部(イルガチャフェの南西部)に位置するグジエリアの珈琲
エチオピアのコーヒー産地の位置関係的には、イルガチェフェのゲディオとシダモエリアに隣接する好立地
条件のエリアとなります。

元々は広いシダモゾーンの珈琲として一括りだったエリア。 しかし、この南部シダモのグジエリアはシダモ珈琲の上級品がとれるということで人気沸騰し需要が増えたことから、自然な形で近年GUJIゾーンとしてブランド化されました。 このグジブランドは、今では世界的に有名となりコーヒー好きなら誰もが知る生産地エリアとなりました。

イルガチャフェよりも少し乾燥している地帯にあるため、モカ特有の風味が出やすい事がこのグジの特徴。 上質なグジ産の珈琲をナチュラル精製にするとよりワイニーのようなナチュラル感がより出て、ウォッシュド精製にしますとジャスミンのような妖しさのある上質なモカ風味がカップに出ます。

このグジG1の収穫エリアは下左の写真のようにエチオピアの中でも森の中にある特徴のある高地エリアとなります。イルガチャフェでもシダモでもない特徴のある風味を作ります。


エチオピア指折りの精製技術を持つハイレセラシエ社の監修にて袋詰めまでされた高品質モカを集めたこのロットは”TAFACHI”と命名されました。


エチオピア珈琲の動き
ここ5年ほどエチオピア珈琲は、良い意味で落ち着きがあり、新たな局面を見せております。 これまでのエリア分けしていた生産地エリアから良質な珈琲を産出するエリアをさらに細分化する動きが継続して起こっている。 さらに2008年からのECX制度によりエステート農園珈琲の調達が難しかったのですが、近年良質な農園モノを調達する事が可能になってきた事がもう一つの大きな動き。
 それによりマイクロエリア毎に良質な珈琲がどんどん出てきており、競争で品質が上がっていると同時に、一定の手間を掛けた分の価格上乗せがありながらも競争によってその上昇が抑えられているという印象です。 モカファンにとってはとても良い状態が続いているため、良質な珈琲を入手しやすくなっています。

カッピング・・・甘くもキレもあるしっかりとした上質なウォッシュドのモカ香。 旨味のあるジューシーで軽やかな甘い酸味の質がとて良くウォッシュドのモカらしさのある風味を存分に楽しめる。 その風味には複雑さがあり、冷えるごとにその複雑さは増す。 冷めるとジャスミンのような奥深い風味もあり、高品質なウォッシュドのモカロットに仕上がっている。

焙煎・・1ハゼ終わり2ハゼ前の煎り止め 焙煎2日目は、軽やかでティーライクなモカ。 3日目からしっかりとした複雑なウォッシュドの風味変化を楽しめる。
 エチオピア・モカ◇ハイレセラシエ GUJI タファチ ウォッシュド





生 産 国  エチオピア
生産地域:  オロミア州 グジゾーン
業   態:  零細農家からの集買
品   種:  エチオピア在来種
 規   格:  G1
スクリーン:  14~17
標   高:  1,780~
収 穫 期:  10月~1月
 精製方法:  ウォッシュド
乾燥方法:  天日乾燥
クロップ年:  2017/2018
日本到着:  2018年9月
保管方法:  真空パック/定温倉庫(15度設定)

     
  アロマ:
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:  
 
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