★エチオピア珈琲の動き
ここ10年エチオピア珈琲は、良い意味で落ち着きがある上で、新たな進化を見せております。 これまでのエリア分けしていた生産地エリアから良質な珈琲を産出するエリアをさらに細分化する動きが継続。 さらに2008年からのECX制度によりエステート農園珈琲の調達が難しかったのですが、良質な農園モノを調達する事が可能になってきた事も大きな動き。
それによりマイクロエリア毎に良質な珈琲がどんどん出てきており、競争で品質が上がっていると同時に、一定の手間を掛けた分の価格上乗せがありながらも競争によってその上昇が抑えられているという印象です。 モカファンにとってはとても良い状態が続いているため、良質な珈琲を入手しやすくなっています。
カッピング・・・華やかでクリーミーさのあるモカ香。 フルーティの中にエキゾチックさもある複雑な香り。 ナチュラル精製ならではのマイルドなコクとウォッシュドのモカかのようなジューシーな酸味のバランスが最高にマッチしています。 特質したいのは、後味の綺麗さです。 モカの気品のある香味が最後ありながら、スーパークリアで甘い飲み口が続きます。 ジューシーなモカ味があって、ここまで綺麗な後味のモカは中々出会えません。 ナチュラル精製の豆ですが、ウォッシュド精製のような雰囲気もあり、双方の良いところを掛け合わせたような上質モカに仕上がっています。
焙煎・・1ハゼ終盤~2ハゼ前の煎り止め。 良質なモカの過度な火入れはNG!焙煎2日目は、軽やかでティーライクなモカ。 3日目からは、複雑なモカの風味変化を楽しめる。