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インマクラーダ農園 農園があるのは、太平洋にほど近いコロンビア南西部にある美しいバジェデルカウカにあるコロンビア第二の都市カリの中心部からわずか20分のアンデス山脈の山岳地ピチンデにあります。 この10年で農園は大きく成長し、現在は1,650~1,750mの部分であるJardines(ハルジネス)区画、1,750m~1,850mのInmaculada(インマクラーダ)区画、Monserrat(モンセラット)区画、そして最後に1,900m-2,000mの最高標高部分であるLas Nubes(ラスヌーベス)区画を所有します。敷地内には修道女が管理する学校や、ウェットからドライまで一貫して扱える精選設備を兼ね備えています。今回のゲイシャは、1750m-1850mのモンセラット区間のロットとなります。 今回のロットは、世界2位のコロンビアコーヒーの基盤であるFNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)の2018年まで日本事務所のコーヒーマネージャーを務めたAlex Araujo氏の繋がりが縁で日本に入港しました。 Alex氏は、日本でも様々なコーヒーセミナーで講師を務める事から業界では良く知られた存在の方です。 そんなAlex氏は、2018年にFNCを退職し故郷であるバージェ・デル・カウカのカリに戻ります。 そうです、インマクラーダプロジェクトのある地です。 FNCのような大きな組織にいたからこそ、コロンビア各地方で広がる草の根的なコーヒー生産活動こそが産業の根幹であることを再認識したがゆえに、地元でのコーヒー生産者と共に独立した活動を始めることにしたそうです。 そのAlex氏の紹介で現在彼の活動拠点の一つであるインマクラーダプロジェクトのモンセラットエリアのゲイシャが入港するに至っております。 カッピング・・・ 今季は昨季と全く異なる香味構成です。 ナチュラル精製ですが、昨季の強いワイニのようでは無く、ウォッシュドの様な綺麗さのあるゲイシャ香味となっています。
甘く柔らかいジャスミン系ゲイシャ香。 冷めるにしたがってどんどんと甘く複雑なゲイシャ風味がでてきます。 ただし、マックスのゲイシャ香味は結構冷めてきてからとなります。 後味には口に広がる甘いゲイシャ風味を楽しめます。 温度に応じた風味変化を楽しんでください。(繊細なゲイシャです。ドリッパー仕様の場合には、金属フィルターで油分も一緒におとしてください) 焙煎度合: ハイ-~ハイ+ 昨季は超簡単に焙煎ができるゲイシャでしたが、今期はパナマ同様結構繊細です。 深煎りはや強火一辺倒ではゲイシャ風味は落ちます。 高温でバチバチと焼かない様に繊細に挑戦してください。 特に熱風式の場合には火を入れ過ぎないように一ハゼ後半での煎り止めにチャレンジしてください。
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