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◆セルジオ・ナイリー氏が経営するこの農園は、親子3世代に渡る家族経営によって約60年間代々受け継がれてきた伝統的な農園です。 カッピング・・・まず、通常のブラジルとは異なる風味となります。 ケニアの上級種の方に近い風味と言って良いかと思います。 香りは、強さ甘さを感じるブラックベリー系のフルーティで甘い複雑系の良い香りです。 風味は、酸味や甘味そしてコクのバランスもとても良いです。 ジューシーさもあり飲み口も丸い。 香味ともに高級感のあるコーヒーに仕上げられています。後味も、もちろん風味そのままにコクが続きしかも綺麗でバランスが良い。 焙煎・・ハイ~シティ かなり万能です。 |
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ブラジル、エスピリートサント州に位置する、「Sertão da Bateira(セルトン ダ バティリア)」という小農家のマイクロロットとなります。
エスピリートサント州は、ブラジルの東南、東海岸線沿に位置します。(左下地図赤いエリア) 東には大西洋、西には珈琲の世界的一大産地ミナスジェライス州、南はリオデジャネイロ州、北にバイーア州に囲まれた場所にあるちいさな州です。
ブラジルコーヒー生産の盛んな州は、ミナスジェライス州、サンパウロ州、そしてパラナ州が主要な3大生産州となります。 その中でもミナスジェライス州は、ブラジルコーヒー総生産量の半分を生産する世界的な生産地であり優秀な豆も多く産出します。 その3つの州の中で最も南に位置するのがバラナ州、そのすぐ北側がサンパウロそして一番北側にあるのがミナスジェライス州です。 セルタオ
ダ バティリア農園があるエスピリートサント州は緯度がミナスジェライス州と並んだ位置にあります。
今回の小さな生産州の小さな農園が作るマイクロットですが、2020年ロットにしてとても優秀なロットに仕上がっています。 これは、飲めばすぐにその違いが判るロットになります。 通常のスペシャルティコーヒーとは一線を画し、コンテスト上位ロットに全く負けない仕上がりレベルとなっています。是非お薦めしたい珈琲です。