セルトン ダ バティリア農園 イエローカツアイ PN

生 産 国: ブラジル
生産地域: エスピリートサント州 キャステロ市
農 園 名: セルトン デ バティリア農園
業   態: エステート
品   種: イエローカツアイ
 規   格: NY2/3
スクリーン: スクリーン16アップ
標   高: 950m
収 穫 期: 6月-12月
 精製方法: パルプドナチュラル
乾燥方法: アフリカンベッド(天日乾燥)
クロップ年: 2019/2020
日本到着: 2020年7月
梱包・保管: 特殊密封梱包/定温保管

セルジオ・ナイリー氏が経営するこの農園は、親子3世代に渡る家族経営によって約60年間代々受け継がれてきた伝統的な農園です。 

12haと比較的小さな敷地で、スペシャリティーを中心に風味に特化した珈琲作りに取り組んでいます。

開園当初は生産量も少ない農園でしたが、今日まで技術を改善し続け、2004年よりスペシャルティーコーヒーを生産するようになりました。

より高品質な豆を生産すべく、近年パルピング機器や屋根付きのコンクリートパティオ等を導入し、さらに拍車がかかっております。

今回のマイクロロットもブラジル産コーヒーではスぺシャルティ珈琲でも珍しい、手間の掛かるアフリカンベッドにて丁寧に乾燥されており、その取り組む姿勢が見て取れます。

 そんなナイリー家は他の生産者とも積極的に交流し、常にスペシャルティーに関する意見交換を行っております。 さらなる味と品質向上、生産量増加の為に努力を惜しまない”Sertão da Bateira”のコーヒーをぜひ一度ご賞味ください。

豆はブラジルにして比較的大き目、マイクロロットだけに精製時の欠け等が少し目につきますが、WINWIN本舗独自のピッキング技術で欠点数は最小限に調整しています。

 梱包も密封に近いブラジルマイクロット専用特殊梱包(写真左下)にて、非常に良い状態で日本に入港そして定温倉庫にて管理されています。 外袋にデザインされたコーヒーチェリーもとても華やかで、特別なロットである感が醸し出されています。



カッピング・・・まず、通常のブラジルとは異なる風味となります。 ケニアの上級種の方に近い風味と言って良いかと思います。  香りは、強さ甘さを感じるブラックベリー系のフルーティで甘い複雑系の良い香りです。  風味は、酸味や甘味そしてコクのバランスもとても良いです。 ジューシーさもあり飲み口も丸い。 香味ともに高級感のあるコーヒーに仕上げられています。後味も、もちろん風味そのままにコクが続きしかも綺麗でバランスが良い。

焙煎・・ハイ~シティ かなり万能です。

     
  アロマ:  
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:  
 

ブラジル、エスピリートサント州に位置する、「Sertão da Bateira(セルトン ダ バティリア)」という小農家のマイクロロットとなります。

エスピリートサント州は、ブラジルの東南、東海岸線沿に位置します。(左下地図赤いエリア) 東には大西洋、西には珈琲の世界的一大産地ミナスジェライス州、南はリオデジャネイロ州、北にバイーア州に囲まれた場所にあるちいさな州です。

ブラジルコーヒー生産の盛んな州は、ミナスジェライス州、サンパウロ州、そしてパラナ州が主要な3大生産州となります。 その中でもミナスジェライス州は、ブラジルコーヒー総生産量の半分を生産する世界的な生産地であり優秀な豆も多く産出します。 その3つの州の中で最も南に位置するのがバラナ州、そのすぐ北側がサンパウロそして一番北側にあるのがミナスジェライス州です。 セルタオ ダ バティリア農園があるエスピリートサント州は緯度がミナスジェライス州と並んだ位置にあります。

 今回の小さな生産州の小さな農園が作るマイクロットですが、2020年ロットにしてとても優秀なロットに仕上がっています。 これは、飲めばすぐにその違いが判るロットになります。 通常のスペシャルティコーヒーとは一線を画し、コンテスト上位ロットに全く負けない仕上がりレベルとなっています。是非お薦めしたい珈琲です。


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Brazil☆Fazenda Sertao da Bateira  ブラジル セルトン ダ バティリア農園 
Yellow Catuai Pulped Natural
Micro Lot