ブラジル セルトン農園 レッドブルボン 樹齢100年珈琲 ナチュラル



生 産 国  ブラジル
生産地域:  ミナスジェライス州南東部 カルモ・デ・ミナス地区
生 産 者:   Nazareth Dias Pereira女史
業   態:  エステート
品   種: レッドブルボン種
 規   格: No.2
スクリーン: 16UP
標   高: 1,100-1,450m
 精製方法: ナチュラル
乾燥方法:  天日乾燥
クロップ年:  2020/2021
日本到着:  2021年3月
保管方法:  グレインプロ/定温倉庫(15度設定)

セルトングループは、コーヒーの栽培の歴史を持ち、APROCAM、COCARIVE(コカリーヴェ)の世界最強といわれる農園組織のリーダー的存在農園です。


◆サスティナビリティについて
 今では優良農園では常識となっているサスティナビリティですが、セルトングループは、ブラジルの中でも早期からサスティナビリティの重要性を認識し実行したダテーラ農園と並ぶリーダー的な農園の一つです。  素晴らしいコーヒーを産出するために基盤となる”自然環境の保全”と”従事者が安心して働ける環境の整備”。 この2つには相当な力を入れております。
  
◆働く人とその家族の為に・・
雇用関係にある約135世帯に共通したサービスとして
・安定して雇用
・敷地内に住居を無料で提供し水道、電気や食品までも無償提供を行っている
・労働法規に準拠した労働
・仕事量に応じた適正な報酬
・家族への教育設備と教育の提供
・医師・歯科医による健康管理ならびに治療の充実

等々・・・・書ききれないほど従事者とその家族は大切にされてます。 その安心感と安定感がコーヒー栽培への情熱を生むのです! 
◆自然環境保全の為に・・
・湧水地と水源の保全
・野生動物、森その他の動植物の保全
・排水管理と浄水リサイクル
等々永続的な高品質のコーヒー栽培を目指して自然環境の保全に力を注いでます。

カッピング・・・今季はWiney系しっかりナチュラル精製感が前面にでた香味となっています。 深~いWiney系ブラジル香がしっかりと出ます。 甘く深みがあり複雑な高品質は香り。 今季はカカオ少々、強めのワイニーを感じる風味です。 コクがしっかりとしてバランス感も良く、飲み口は丸く綺麗。 その上で、酸味やコクはそれぞれ主張し、さらに互いに複雑に絡み合い美味しさを演出。 酸味とビター感のバランスもまた良い。 例年のナチュラル精製は焙煎時に上手く強めのカロリーを与える事でワイニー感もしっかり出てきていましたが、今期はどのように焙煎しても浅くも深くもしっかりワイニー系ブラジル風味を楽しめます。 後味もコクが深いまましっかりと美味しい。 冷めてくるとバレルエイジドの雰囲気の様なリキュール感が少し出てくる。 100年樹から採れたという重みがしっかりと風味に反映されている素晴らしいブラジルコーヒーです。

焙煎・・・100年樹からのチェリーだといって遠慮しながらカロリーを入れる必要はありません。(珈琲豆は若々しいです!) それでも・・個人的には甘く複雑な酸味が楽しめるハイ+がお奨めです。
  アロマ:
  ボディ:
  酸 味:
  後 味:
セルトングループが誇るセルフネーム農園の超希少高級ブラジル珈琲


樹齢100年を超える珈琲の木から収穫したコーヒー豆です。 セルトン農園の100年樹のコーヒーは、ブランド化され希少豆として有名なのですが、さらにナチュラル精製の生産量は極僅かな量でして、希少に希少を重ねた入手する事が中々難しい珈琲となります。

コーヒーの木は苗の栽培から約5年程度でコマーシャルベースでの収穫が可能となります。 それからおよそ15年~30年が農業としての一般的な木の寿命となります。 気候変化や災害などもありますし、樹木自体の健康問題もありますので、長くても30年でコーヒーの生産はされなくなります。 このセルトン農園の100年樹からのコーヒー収穫は、ただ古い木から収穫したというだけではありません。 100年樹だからこその美味しさが凄いのです。  


セルトン農園は、ブラジルが誇るセルトングループのセルフネーム農園です。
 
セルトングループとは、ミナスジェライス南部カルモデミナスエリアにある100 年のコーヒー栽培の歴史を誇る農園
セルトングループは主に、セルトン農園サンタイネス農園サンジョゼ農園サンタルシア農園サンベネディト農園ファチマ農園で形成されています。 ここまでの名前を聞いて ”おォっ?!”とくれば結構ブラジル通の方です。
そうです!超銘農園の集団なのです。 創業者からJose Isidro Pereira(左下写真右端) Nazareth Dias Pereira(同中央)夫妻に受け継がれ、現在はその家族達と共に各農園をマネージメントして発展しております。 セルトン農園は、その中でもグループの重鎮であるナザレス女史が代表の農園です。
 

新興の農園ではありませんので敢えて書きませんが、セルトン農園を含めこの集団のこれまでのC.O.Eを含むコンテストの受賞履歴等は多すぎて掛けないほどあります。
 

 
今回のA CENTURY TREEは、そのセルトン農園のコーヒーの中でも特別にピッキングから精製まで行われたコーヒーとなります。

毎年麻袋のデザインが変わる百年寿ですが、1昨年”ナザレス女史の顔デザイン”→昨年”百年寿赤BIGロゴ”ときまして、2021ロットの袋のロゴは、シンプルで判り易い”百年寿”デザインになりました!(写真左下)
Brazil Fazenda Sertao



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A Century Tree
Natural